西光寺住職 第十二世 湛然法師 | |
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【誕生年】 | 弘化5年(西暦1848年) |
【往生年】 | 大正3年(西暦1914年) |
【往生月日】 | 7月11日 |
【行年】 | 67歳 |
【法名】 | 至心院釋湛然 |
明治二十四年(1891年)十月二十八日午前六時三十八分にマグニチュード8.4の濃尾大地震が発生した。震源は岐阜県の揖斐川上流域であったが、地震の規模が非常に大きかったため周りの家々の半数以上が全壊した。当寺の本堂も壊れたため、本堂の再建の必要が生じた。第十二世 湛然法師は、明治二十八年ごろから再建に着手し、数年で現在の本堂を建立した。当寺の本堂は大地震の後に建立されたため、建立されてから百十年以上が経過するが、その経過年月を思わせないような頑丈な造りである。